本「戦争とトラウマ」
ご覧いただきありがとうございます。
次は「戦争とトラウマ」という本を出品しました。内容は、太平洋戦争のトラウマがなかったこととされているが非常に大きな影響が現代にも及んでいる、という事を聞き取りや調査で丹念に研究したものです。ネットの記事で著書が発言している内容に感銘を受け、メールを差し上げたところ返信があり、「よかったら本を読んでみてください」という事で購入しました。
現代人には想像もつかない状況で、それも強制的に駆り出されるというのは理不尽極まりないと思いますが、結局のところ戦争責任はうやむやになり、復員してからも戦地での体験を語る事もできずに苦しみながら人生を送った人々を思うとやりきれない気持ちになります。私の父も戦争体験者でしたが、やはりあまり多くを語る事はありませんでした。
家族もまた、復員兵(父親)のトラウマからのアルコール依存や暴力に悩まされ、理解し合う術もないまま断絶してしまうことも珍しくはなかったようです。
NHKで特集が放送されましたが、もはや戦争体験者も少なくなってしまい記憶も風化しつつあるようですが、負の連鎖として引き継がれてしまっている事に向かい合う必要があるのではと思いました。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/20201211.html
そう言っといて本は売るんかい⁉️と言うツッコミはなしでお願いします😅