HERE
ご覧いただきありがとうございます
トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督の映画です。
「フォレストガンプ」のロビン・ライトとの共演でも話題になっています。
内容は、ひとつの家の中でおくられるある家族の物語が中心になっている。
簡単に言えば、喜びや悲しみがあり、人間の力ではどうにもできないことも起こる。
しかし、それでも日常を過ごし、やがて老いたり亡くなったりという宿命のなかで出会った人たちへの愛情を表現しているというか、それを見つめる神の視点というか。
トム・ハンクスは名優と思うので、存在感があるなあ~って気がしたんだけど、派手なことは起こらないのに、とても感動しました。
自分も身につまされるというか、仕事や家事や育児や介護や、もろもろのことと、自分の夢との葛藤とか。
アメリカと日本との文化の違いもあるけど、長く生きていく中で、いたわりの気持ちみたいのが生まれてくるのもよくわかるっていうか。
主人公は最後までやさぐれたりしないのもよかったですね。
希望を感じさせるっていうか、とても穏やかな終わり方だったし。
若い人だと難しいのかなって気もしたけど。
アメリカのドラマ「THIS IS US」にも似ているような気がした。
人の生涯にはいろいろなことがあるっていうところ。
認知症になるところもか。
こういう映画って昔はあまりなかったんじゃないかな。