「世界99」を読んだ
ご覧いただきありがとうございます
村田沙耶香氏著、「世界99」を読んでいます。
図書館で予約したんだけど、セットを間違えて下巻から来てしまった💦
でも予約しなおすと何百番か待ちになっちゃうから、下巻から読み始めた。
なので、あらすじがわからないんだけど、それでもおもしろい。
てゆーか、常識を覆すというか、マジョリティとして当然のように生活していることがそれでいいのかと突きつけられる気分。
女性が差別されることを表現しているような気もするが、その反面、男性が女性を養うことのプレッシャーや、性別や形態が変わっていくことで別の立場を体験していくという何とも摩訶不思議な物語です。
なにしろ上巻を読んでないわけだから、よくわからないんだけど、本のあらすじ紹介で、主人公は「性格がない」みたいに書いてあったんだが、読んでいると性格というより立場とかによって相当変わってしまうんだと感じた。
主人公のもと旦那がピョコルンになったけど、あまり容姿がよくないために引け目を感じるとか、そういうのは女性にはありがちなルッキズムで、社会がそういう構造になっているからみたいな。
まだ最後まで読んでないけど、すごくおもしろいです。