「僕のヒーローアカデミア」原画展

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「ヒロアカ」原画展に行ってきました。
連載が終了したのは昨年ながら、すごい人気でチケットをとるにもアクセスが難しい状況だったし、予約とはいえ現地も混んでいました。
作者堀越氏のコメントを読みながら原画を鑑賞するのですが、迫力というか、胸に迫るシーンも多々あります。

特に、ウラビティとトガヒミコの対決から和解の場面は感動的でした。
かつてのヒーローものといえば、男性のみだったり戦闘場面中心だったことを考えるとずいぶん様変わりしたと思います。
「進撃の巨人」「呪術廻戦」「チェンソーマン」「鬼滅の刃」など人気漫画が、軒並み女性も男性とまったく互角に戦うのが当たり前になっていることに驚きます。
それどころか、「進撃」のミカサはエレンより全然強い。
それって、現代では女性も働くのが当たり前になっていることと関係があるのかとも思えてきます。

「ヒロアカ」の場合はヒーローがすごくたくさんいるのが特徴で、デクが主人公ではありますが、オールマイトやかっちゃんをはじめとして、A組のみんなに見せ場があり、背景があることがおもしろさの要因のひとつと思います。
さらにはヴィランにもつらい過去があり、特に「悲しきサッドマンズパレード」の回とかは涙なくしては見られないと思いました。

ウラビティとトガヒミコのシーンも、気持ちのやり取りが単なるヒーロー物語とは思えない、そして結末にもつながっているところもすごいなと思いました。
前述の漫画もそうですが、親が関わる場面はあまりなくて、仲間や先生との話が中心というのもいまどき、または救いなのかと思います。
なぜなら、親との関係だとよほど良ければいいけど、非常に確執があると一筋縄ではいかないわけですが、(さらには難解だったり)新しい仲間や先生との出会いがあれば、希望の持てる人生を歩めるっていうのもメッセージなのかなって。

映画

Posted by koneko